待望の北欧紀行エッセイ 発刊のお知らせ
〈北欧見聞録〉ビジネスマンが歩いたスウェーデン
- 出版
- 日本文学館
- 定価
- ¥1,200+税
- 著者
- 残間昭彦
都会の喧騒を逃れ
森と白夜の国〝スウェーデン〟へ旅立った
一人の男の足跡と心象風景
旅の価値はそれが一人であったかどうかで決まる。
ひとり旅こそ「旅」の本質に迫るものであり、 人の数が増えるほどそれは「旅行」に近づく。
彼のストレートな姿勢は印象的であり、読者を納得させる妙がある。
そこには、プライドを捨てた素裸の男がいる(帯推薦文より)。
作家・冒険家 藤門弘
あのころ私は都会の喧騒(けんそう)に疲れ、今にも心が壊れそうなほどに辟易(へきえき)としていました。
1年を過ごせば、まるで10年も時が経ったかのようにグッタリとし、気が付けば四角いコンクリートの箱の中で膝をかかえている自分の姿を傍観する私がいました。
そんな時、ふと出会えたあの小さな旅の一コマがなければ、今でも私は街に暮らし眉間(みけん)にシワをよせて生きていたのかもしれない。
今こうして、安曇野の山ふところに抱かれて静かな時間を持てる幸いに感謝をしています。(著者)
以下に、本文から一部抜粋して内容を紹介します。
現在、本書 第2刷発行の準備中ですので、ご希望の方は、著者へご連絡いただければ初版本の在庫をお送り差し上げます。 ※ Amazon アマゾン で中古が入手可能です。
- ご連絡先
- 残間:090-3205-9473
目次
(※青色のページが開けます。)
プロローグ
第一章 旅立ちの時
- ストックホルムの光と影
- この国との出会い
- 晴天の雲の下
- バックパッカー デビューの日
- 袖すれあう旅の縁
- 百年前の花屋は今も花屋
- 郷愁のガムラスタン散歩
- バルト海の夕暮れ
- 船室での一夜
- これぞ究極のアンティーク
- 古(いにしえ)の里スカンセン
- 過信は禁物-1[ストックホルム発・ボルネス行 列車での失敗]
- そして タクシー事件
第二章 解放の時
- 森と湖の都ヘルシングランド
- 森の木に抱かれて
- 静かなる自然の抱擁
- 小さな拷問
- 私は珍獣パンダ
- ダーラナへの道-左ハンドルのスリル-
- Kiren
- 故郷の色"ファールン"
- ダーラナの赤い道
- ダーラナホースに会いにきた
- ムース注意!
- 白夜の太陽
- 過信は禁物-2[ボルネス発・ルレオ行 またも列車での失敗]
第三章 静寂の時
- 北の国 ルレオでの再会
- 雪と氷のサマーハウス
- 白夜の国のサマーライフ
- 焚き火の日
- ガラクタ屋とスティーグ
- ミスター・ヤンネ と ミセス・イボンヌ
- 田んぼん中の"ラーダ"
- 中世の都 ガンメルスタード
- 余情つくせぬ古都への想い
- 流氷のささやきに心奪われ
- 最後の晩餐-ウルルン風-
- 白夜の車窓にて
- ストックホルムのスシバー
- 旅のおまけ["モスクワ"フシギ録]