2014/05/27
不思議な夢を見た……
私は時々、夢の中でタイムトラベルをして過去へ行くことがある。けれど、未来に行ったのは、これが初めてではないかと思う。
先日催した展示場見学会でのオルゴールコンサートに、建てさせていただき3年になるT.Tさんご夫妻が来てくださった。
その折、「そういえば……」と、建具廻りの不具合をうったえられ、その修理のため、後日お伺いをした。
私は大工さんほどの技術がないので、ささいな直しに何時間もかけてしまい、汗だくになっての大奮闘となった。
奥様は、その様子を見られて、よほど大変な作業だったのだろうと思われたらしく、代金を払うとおっしゃられるほどに気をつかわせてしまった。
しかし、日頃、自分が動く事に費用は要らない…と考えている上に、見た目ほど大した仕事もしていないので……と、丁重にお断りした。
それを更に気づかわれ、一昨日の日曜、ほんのお礼の気持ちよ…と、香りのいい紅茶葉の箱詰めを持って寄ってくださった。
恐縮至極だが、実に嬉しい。
▲ 雑誌「KURA」の掲載写真
その印象が昨夜の夢なのだろうか……
……私はT.Tさんのログハウスでお茶をいただいていた。
小さな子供が二人、私の持参したドーナツを頬ばって笑っている。
たしかT.Tさんには、男の子のお孫さんがお一人だったはずだが……と思っていると、奥様が、「ひ孫なんですよ……」と教えてくれた。
それで私はすぐに合点した。
そうか、ここは2014年じゃないのだな……。それならば、どのくらい未来へ来てしまったのだろうか……などと漠と思っているうちに夢はさめた。
▲ 雑誌「KURA」の掲載写真
こんな事が現実になれば、私もT.Tさんも、どんなに嬉しいだろうか……と、現(うつつ)にもどった私は思った。
実際、100年200年と耐用するスウェーデンログなのだから、本当に、そこに暮らしをいとなんでいる、何代か先のご子孫に会ってみたいものだと心底考え、妄想を楽しんでいる自分が可笑しかった。
それにしても、とても不思議で、とても嬉しい夢を見たものだ。
http://www.sweden-loghouse.com/gunnarsson/2659.html
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