2012/10/11
子供のころはともかく、あまり祭りのようなものに感心を持たぬ私を、GフレンドのK.Sは岐阜の高山祭り(10月9~10日)に誘った。
飛騨の高山という街は前からずっと好きな処だったので、ヨッシャ行こうか!と、夜更けの山道(R158)を西へ向かった。
かくして、翌の朝……
何しろ此処は水の奇麗な街だ。名物の赤い橋、陣屋前「中橋」の下に輝く川に先ず見惚れる。
さらに、その先は古い町並みが縦横(じゅうおう)に広がっており、まるで欧羅巴の旧市街であるかのような広大さである。
そして、そこは、二人に共通する趣味の、古民家と骨董の宝庫であり、オモチャ屋に遊ぶ子供のように私らははしゃぎ回った。
あげくの宵祭(よいまつり)は、齢50の足腰を酷使した。
私より一回り若いK.Sは宵も元気一杯で、「こりゃー京都の祇園祭を遥かに超えてるねー」などと、しきりに感嘆していた。けれど私は、早く足湯につかって発泡酒を飲む事ばかりを考えながら山車(=だし。高山では屋台と呼ぶ)を見上げていた。……今宵もまた、寝袋にくるまれて車中泊。
とは言え、これは確かに凄い匠の技ではある ↓ 。
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